2022年度の将棋界について

将棋の話題約3年書いてなかったんですね。意外ですね。その間にコロナ感染症がまん延し、マスク着用が義務化になりました。

その着用について議論があったのですが、私の見解としては、感染予防の観点からマスク着用は当然のことですし、マスク着用者は0.84倍かかりにくいとされていますし、ある一定の効果があると思います。ここのところの見解の相違が、今回の問題の出発点かと思います。今現在マスク着用の規定は撤廃されていますので、ようやく日常が戻ってきたようで良かったです。

今期の藤井聡太の勝率は昨年度より、勝率が上がり8割2分8厘と8割超えの勝率になりました。タイトル戦と A級をやりながらこの勝率は、素晴らしいものです。先手番は圧倒的な勝率なので、来年度以降後手番の対策の充実を望みます。来年度こそは、中原誠さんの前人未到の8割5分4厘5毛を超えて欲しいです。

今年度は、棋聖戦の永瀬戦の2度の千日手を始め、叡王戦の出口戦でも千日手が出て、千日手が今後タイトル戦での藤井対策になっていくのではないでしょうか。一転広瀬戦では、前例のない将棋になり、第3戦の△7五飛がターニングポイントとなり、第6戦も飛車がキーポイントになりました。順位戦の稲葉戦の△4一飛はすでに研究済みで一番早い19時代の終局で挑戦者決定プレーオフで広瀬と再戦することになり、新たな研究を出し、完勝し、名人戦挑戦も決め、棋王戦も制し、羽生以来の史上2人目の六冠になりました。

最後に、自分が選ぶ強い20人の棋士について書いていきます。

豊島九段、渡辺明名人、永瀬王座、広瀬八段、木村九段、佐藤天彦九段、羽生善治九段、糸谷八段、久保九段、菅井八段、斎藤慎太郎八段、千田七段、山崎八段、近藤誠七段、藤井六冠、佐々木勇気八段、三枚堂七段、伊藤匠五段、服部慎一郎五段、大橋七段。

まあ、こんな感じでまとめてみました。来年以降はまた間隔開くかも、その時には藤井八冠になっているかもですね。