選抜高校野球大会2024について

今回は、健大高崎が選抜初優勝しました。完投能力のある2投手を抱えることが今後のトレンドになるのかもしれません。そうすると集めた特定の高校が数年ごとにローテーションするように、優勝が偏ることになると思います。

今大会から低反発バットが導入されました。見た感じでは、レフト方向とライト方向の打球は今まで少し威力がなくなる感じがします。センター方向の打球は全く伸びません。ショート方向の打球は死ぬので、左打者の内野安打は増えた印象です。内野・捕手の悪送球がよく見られ、それがきっかけとなり、試合を決めることが多くなりましたね。かなり投手戦が多くなりましたね。

個別の試合を見ていくと、光星学院―関東一。 光星捕手の送球が安定しなかったですね。それで5回それで失点してしまいます。本来のセカンドの得点で追いつきますが、突き放されてしまいます。9回のリリーフの坂井のFCがなければ、関東一の勝ちだったでしょう。11回坂井の4イニング目守備が乱れて一気に突き放されて決まった感じですね。関東一は、夏に向けて坂井の持ち味を生かす方向にいくか。畠中が完投出来るスタミナをつけるかですね。今のままでは夏は厳しいでしょう。

敦賀気比―明豊。得点に繋がらなかったですが、敦賀の1回のセカンドの失策、3回のショートの失策など1回から4回明豊に得点圏に走者を出されて凌いでいたのですが、9回に竹下が限界で米田にスイッチしたのですが、凌ぎきれませんでしたね。敦賀は7回にチャンスを向かえるのですが、寺本から野田にスイッチした明豊に抑えられてしまいましたね。

作新学院神村学園

5回のセカンド落球からの2失点が大きかったかなあ。8回4番正村は勝負を避けるべきだったのでは。作新に失策がかなり見られた試合。これを夏直していかないと甲子園に出てこれないぞと言われる試合だった。結局は6回の千原投入、7回今村投入が生きた試合に。

報徳学園愛工大名電

くじ運がと言いたいけど、名電は伊東の好投に報いたかったですね。7回の悪送球とタイムリーが全てかなあ。報徳がタイブレークに有利なウラをとっているので尚更あそこで追いつかれるわけにはいかなかった。

大阪桐蔭報徳学園

1回と8回の守備がまずかったですね。(どちらもラマルが関与)。8回の境の盗塁失敗も痛かったですね。夏以降ラマルにこだわると、夏また来れないということもあるのかも。(ただ、ライバルの履正社が今年大阪桐蔭を破る力がないので出て来るかもしれないけど)、ベスト8止まりの力しかないのではと思います。

中央学院について書くと組み合わせに恵まれた感じがしたなあ。蔵並は良い投手だけど、まとまりすぎてますね。 まあ、こんな感じでしょうか。今回見れた試合は9試合でした。夏もそれくらいのペースで見る予定ですが、忙しかったら、総評だけになるのかもしれませんね。