2021年夏の甲子園について。前編

打撃のチームが多かった印象です。ただ、最近のような振り回すような感じではなく、日大山形、聖愛、明徳、高松商等1点を取りに来る堅実な野球をしてくるところが多かったなあ。こういうところに今後回帰していくのかなあ。

注目された試合をみていくと、横浜ー広島新庄。6回の花田から西井の継投は上手くはまりましたが、9回の秋山の交代は、準備出来てなかったのでは、秋山の変化球が浮いてましたね。それでストライクを取りに来た時に横浜の緒方に逆転3ランで決まってしまいましたね。

明豊ー専大松戸

専大松戸の深沢が、良いピッチングをしたなあ。ただ、明豊は、ゴロになる球打ったりして助けた部分はあったなあ。専大松戸は、序盤のダブルスチールから、主導権を握り。2アウト3塁から高めに浮く球と、ストライクを取りに来る球で得点を重ねていったなあ。

明豊の投手が高めの速球と低めの変化球で勝負するタイプなので、上手く専松打線に対応された感じですね。

県岐阜商明徳義塾

6回のノーアウト3塁の左サイドでトルネード気味の吉村の投入が大きかったですね。あれで流れが変わった感じかなあ。1年生の岸を投入とか、福を大阪桐蔭で先発とか奇襲をやってくる監督ではあるけど、上手くはまっていくんだよな。6回裏のレフトとセカンドのミスも流れが明徳にいった感じかと。県岐阜商は、選抜のスタメンからこの2ポジションは、違う選手。固定できなかったことが裏目に出た感じかなあ。

最後は、変えたレフトの選手のタイムリーで、追い付きますが、最後小西が力尽きた感じがなあ。

明徳義塾智弁学園

とりあえずポイントだけ書いていきます。6回前川の牽制死などずっと明徳に流れがいっていた試合でしたが、7回の米崎のレフトフライなどチャンスで1本が出なかった感じ。

9回も一時勝ち越し打の後、米崎の併殺打。馬淵さんなら、9回で吉村を変える選択あったけど、この日は動きが少なかった。思いっきりの良さが馬淵さんの良さなんだけど、吉村がこの日は一番の投球をしていたので変えづらかったかもですね。