聖光学院11連覇で戦後最長更新

 福島県夏の高校野球について書いていきます。

聖光学院は、今年11連覇しました。やはり突き抜けたエースと4番打者はいないのですが、レギュラーでさえ結果を出せないと外される危機感があり、また、聖光野球の、以前から終盤の集中力が一つの特徴なのですけど、集中力が以前のチームの何倍もあるような感じがします。

その他の高校は、ふたば未来の公式戦初勝利は、自分は、嬉しい気持ちになりました。福島成蹊は、アンダースローの投手など複数の投手を擁し、初の夏3勝でベスト16。指導者が良いのか。たまたま選手が集まったのか分かりませんが、来年以降期待したいです。

 また、三連休の初日と、最終日に3.4回戦が組まれているため、日程的な問題から1人の投手で勝ち上がるのは厳しいといえます。福島東の三浦睦記、会津の斎藤勝史投手は、4回戦本来の投球は出来ていなかったように思います。

 注目の試合を結果から見ていくと、優勝候補としてもあげられた昌平が磐城に0-2で負けたゲーム。会津が小野に、4-3 で勝ったゲーム、テレビ中継した福島商ー若松商の3つだと思っています。

 小野は、15人という少ない人数ながら会津に善戦したところを評価したい。福島商は、4回の代打2人がタイムリーで突き放すという勝負所で畳み欠ける攻めは、菅原監督の力だろう。

 つまり今回思ったのは、やはり高校野球は、指導者次第で変わるのだなと思いました。白河は、指導者が変わってから結果が出せていません。磐城は、ベスト8。木村監督の采配が良かったのでしょう。

 また、今回は、帝京安積、田村が復活しつつあるかなと思っています。安積も相手は強い相手ではないけど2勝しましたしね。ただ以前の強さはないと思われる旧小高工には、突き放されてしまいました。旧小高工レベルに勝っていかないと古豪復活は厳しいかな。安積は、監督も変わったし、強くなる予感はします。

 番外として、準々決勝の学石ー日大東北の試合も少し取り上げると、右サイドの生天目投手の8回途中までの好投ですね。ただ学石は、ボール球の見極めがずっと出来ていませんでした。それが今後の課題点かなと思います。学石尾形投手は、ストレートで押し続けていましたが、高めのストレートの威力がなくなった終盤に捉えられてしまいました。もっと変化球の緩急を使うべきであったと思います。日大東北は、楡井投手の乱調で接戦となりましたが、本来は、もっと危なげなく終わっておきたかった試合だったと思います。

 最後に惜しくも準優勝に終わったいわき光洋は素晴らしいチームでした。実力が突き抜けていた3番打者園部、投手大谷を中心としたまとまったチームでした。何年か前の奥村がいた日大山形を彷彿とさせるチームでした。有望な選手が集まり魅力的なチームでした。甲子園を目指せたチームだったと思います。いわき光洋は、今後期待したいと思います。

 

今回は、こんな感じで、いつもパソコンで一枚に纏まるように作っているんですけど、今回は、加筆を続けたので、長くなってしまったのは反省点かな。次回の記事からは、ちょっと違うテーマを書くのも有りかなと思っています。