2017年選抜大会について

今年は、ストライクに苦労する投手が多く、コントロールに長けた投手は、数人しかいなかった感じがします。それと打撃戦になるチームが多く、打高投低の大会でした。

 

良かった選手は、後半復調の安田、強肩で目立った古賀、きれいなフォームで投げる三浦、清宮の4人ですね。もの足りなさを感じたのは、仙台育英西巻。言われているほど守備がうまくないのだよな。

 

注目試合として4試合とりあげていくと、東海大望洋滋賀学園ですね。東海大望洋の金久保投手14回218球、滋賀学園棚原14回192球は、投げすぎだと思うし、特に金久保投手のテイクバックの小さいフォームの投げ方は負荷のかかりそうに見えました。

180球を目処に球数制限を設けてはと思いました。

 

2つ目として、福井工大福井仙台育英の地区校1位の試合は、仙台育英福井工大福井の守備の隙をついた走塁は見事でレベルが高い試合でしたけど、8・9回仙台育英の長谷川投手の球威がなくなったとこで、捉えられて福井工大福井に勝ち越されそのまま逃げ切り勝ちでした。

たらればですが、継投してれば仙台育英は勝てたかもしれませんが、西巻が投げられないことは大きかったのかな。

 

やはりインパクトで凄かったのは、初回に、6点ずつとった大阪桐蔭ー静岡戦。

途中から静岡の投手のストレート攻めに、大阪桐蔭打線がつまらせられます。

8回球威が落ちた静岡の池谷投手から代打西島選手が逆転タイムリー。

凄い試合でしたね。先発投手の起用ミスをチーム全体で取り返しましたね。

ただ長身の横川は、来年エースになれる素材と見ました。

根尾は、素質はあるのだろうけど状況に応じたバッティング、投手としてはもう少しストライク入らないと厳しいだろうな。ただプロに入るとしたら直接でしょうけどね。

準々決勝は、一方的な試合が多かった感じがするので準決勝。

秀岳館大阪桐蔭。両チームチャンスを作っていたけど、チャンスをものに出来たか出来てないかの差で大阪桐蔭が勝ちました。

それと大阪桐蔭の守りは堅くチャンスで内野を抜けない感じはしました。

秀岳館の2枚のエースは、レベル高いと思うし、もうちょっとなのだよね。

夏は、もう一段上のチームを作ってくれるでしょう。まあこんな感じで少し分量多かったかな。