本の感想①

ゴルフの金谷がアマチュアとして、4人目の優勝。そろそろ優勝しそうな感じはしましたが、私としては大ニュースでした。それと、先ほど入ってきたニュース山口俊がポスティングとはびっくりです。菅野も再来年メジャーに行きそうな感じがします。ジャイアンツのことについては、早くて年明けに書きたいと思いますので、この話題はここまで。

 本の感想ですね。私の趣味として、読書がありますが、今回は、直木賞本屋大賞のW受賞した恩田陸蜜蜂と遠雷について書いていきます。私は、恩田陸さんの世界観が好きで、ほぼ全ての作品を読んでいます。ですので、今回の作品がそれらの作品との比較について書いていきたいと思います。

 まず最初の感想としては、長いですね。900文字という超大作。疲れましたね。それとそれ以上に長く感じます。何故なのか考えてみると、文章がただの説明になっている感じがします。それと無駄な文章が多いなあ。本人の音楽の拘りでここまで長くなったのだろうけど、所々省略して、読み手の想像で補うという恩田作品とは違う作品になっていることが残念でしたね。

 恩田作品の良さが今回は出なかった感じかなあ。 私としては、直木賞受賞に値する作品としては、ちょっと疑問点が出てきてしまうなあ。恩田さんの過去の作品の方が、直木賞に値する作品はいっぱいあるのでそちらを読んでみてもいいのかもね。

ただ、この作品をつくりあげる大変さ、恩田さんの新たな挑戦というところを審査員の方が評価したのなら仕方がないのかなと。万人受けする作品でもないし、恩田ファンからすると疑問点が出てきてしまう作品ですのでね。それと、今まで評価されなかった恩田作品が評価されたというのも大きいのでは。風間塵みたいな異端スタイルをやっていかないと勝てないという恩田さんのメッセージかもしれないしね。

まあ、こんな感じかな。今後恩田作品はどうなるのだろうか。