過去作のドラマについて

 今回は、過去に作られたドラマについて書いていきます。

 テレ朝の最初の木8である木曜ミステリー枠です。昔は、時代劇枠だったのですが、1999年にミステリー(刑事ドラマ・推理ドラマ枠)になりました。

 最初に作品として放送された京都迷宮案内は、10シリーズまで放映されました。橋爪功さんと国生さゆりさんの掛け合いのパターンが面白かったですね。このパターンは、後に、ドラマ化されるおみやさんなどでも共通していますね。京都迷宮案内は、視聴率が落ちたとかそういうことはなかったのですが、2009年のスペシャルを最後に新作が放送されていません。橋爪功さんも今年77歳。単発ドラマでも復活は難しいでしょうね。

 次に、おみやさんは、石ノ森章太郎の原作で、渡瀬恒彦さんと櫻井淳子さんで、8回ドラマ化されました。櫻井淳子が降板後、京野ことみさんが代役で、第9シリーズが製作されますが、その後は、また相棒を変えて貫地谷さんが起用されてスペシャル版が製作されました。渡瀬、櫻井コンビが解消したのが大きかったかと思います。渡瀬さんもお亡くなりになり、このシリーズの復活は絶望的になりました。

 木ミス3作目としては、京都地検の女ですね。名取、蟹江コンビと、渡辺いっけいさんのバランスが良かったですね。第5シリーズから加入したコワモテ風の寺島進さんの加入も良いスパイスになったかもしれません。このドラマも蟹江さんの死去で続編は難しくなっています。このドラマは復活して欲しいと思うのですが、どうなんでしょうか。

 このように、ここ最近このドラマ枠で、シリーズ物が続々と終わっています。視聴者の高齢化によって視聴率も下がってきました。この危機に、捜査一課長を土曜ワイド枠から持ってきたり、科捜研の女を2クールにしたり、遺留捜査を京都舞台にするなど、対策を講じていて何とかという感じですね。

 今回1月期に、沢村一樹主演で、刑事ゼロを放送するようですが、何とか上手くいってほしいですね。ただ、新作は、最近は失敗してるんだよな。船越さんの2つのドラマも定着しなかったしな。刑事110キロも最初は、良かったけど、勢いだけだったなあと思う。

 次回もこんな感じで、書くけど、ここまで特定の枠っていう感じじゃなくなるのかもしれない。