藤井聡太の快進撃について

藤井聡太が初対局したのは、2016年冬それから29連勝を含め、徐々に強くなってきています。2017年勝ち続け負けたのは11敗。2018年2月1日には、五段昇段。さらには、2018年2月17日の朝日杯で準決勝で、羽生竜王に勝ち、決勝でも勝ち優勝したことで、六段に昇段しました。

 

 藤井聡太の強さを本物だと実感したのは、NHK杯9月3日の森内九段に勝ったことだと思います。惜しくも三回戦で、敗れてしまいますが、このとき対戦したのが、稲葉陽八段です。稲葉陽八段は、順位戦A級に所属する力士で実力者として知られていますので、実力の差があったかなと思います。

 今後強い棋士と当たる機会も増えて来年度は勝率が落ち着いてくると思いますが、広瀬八段との4四桂という独創的な手はびっくりしましたし、南九段との230手の攻防とか本気で研究して藤井聡太に襲いかかってくる棋士も増えてくるでしょう。叡王戦での深浦九段みたいにコテンパンにやられる展開も増えてくるでしょう。その時藤井君がどこまで成長できるかでしょう。

 おそらく2018年度には、七段に上がるでしょう。棋士の50番以内の実力はあると思います。(B級2組相当47人)ただ研究されたときにどこまで対処できるかでしょうね。10代でのタイトル挑戦もあるかもしれません。まあ今後楽しみです。