夏の甲子園について①

今回打撃のチームが多かった印象です。投手は、130キロ台の球の出どころが見えづらい投手が多かった印象で、スピードだけではなく、そういうタイプで抑えていくチームが増えそうな印象がありますね。守備については、グラウンドがボゴボゴで守りにくかった印象。猛暑の影響もあるのでしょうか。対戦カードとしては、実力差があるか。有力 校の潰しあいかという印象でした。

注目された試合をみていくと、星稜対旭川大高。能登投手のスライダーとチェンジアップが良く落ちていて、星稜打線が手こずっていました。コントロールも良かったなあ。さらに、5回のフィールディングも良かった。星稜の奥川投手は悪いなりき尻上がりに調子を上げてきたと思う。強いていえば、旭川大高の打順がなあ。持丸君が当たってただけに繋がりが悪かった。今大会1番の好試合でした。

それと何といういっても、星稜対智弁和歌山の一戦。奥川のスライダーがよく曲がってました。奥川のこれまで見た中で、一番のピッチング。制球された150キロがきたら、高校生は打てないよなっていう感じですね。延長戦でさらにギアを上げた部分もあり、プロに混じっててもおかしくないよなっえいう感じですね。智弁和歌山は、予測にない小林の先発、矢田のワンポイント。池田の投入で、なんとかタイブレまで粘りますが、池田の9イニング目スリーランを打たれてしまいました。

その他の試合としては、作新学院筑陽学園は、作新学院福田の足が有効でした。

東海大相模は、1回戦遠藤成の好投。ただ全体として継投のタイミングがね。近江は、踏ん張りたいところでエラーが出てしまった。

鶴岡東ー高松商。鶴岡東は、チェンジアップ武器の影山とエースの継投がはまっていた印象。高松商は、香川が本調子でなかったのが悔やまれる。

日本文理ー関東一。 

日本文理は、打線が見事でした。9回1アウト満塁は、昔の中京大中京戦の再現かと思いましたが、関東一の投手がなんとか抑えました。日本文理は、もう少し投手が整備されていれば。