選抜甲子園大会2019について

 選抜甲子園大会について書いていきます。今年の印象として、内野手特に、ショートの守備の選手が上手い選手が多かったのと、継投のチームがほとんどだったのでこれが高校野球新時代のトレンドかなあ。今大会東邦が優勝でした。おそらく夏も出てくるでしょう。個人的には、石川には、打者に専念させてあげたいと思いましたね。

 大会前の予想された好カード2カードについてみていきます。履正社ー星稜。この試合は、奥川の投球に力みがなく、150キロの球がきちんと制球され、縦スラが効果的で、相手は、打ちづらかったのかなあと思う。履正社は、フライアウトが多かった印象でした。

 横浜ー明豊。及川の立ち上がりは順調でした。ただ3回真ん中付近に球が集まっていた感じで乱調になってしまいました。2番手の松本も上手く育てれば2枚看板になる感じでした。横浜は攻撃でなんとか追いつこうとしますが、5.6回の2度の満塁のチャンスを逃したのが痛かった。明豊は、若杉を早い回で見切ったのが勝利のポイントでしたね。

 今大会問題となった。星稜ー習志野戦。習志野は、毎大会タイプの違う複数投手を作ってくる感じがします。今大会もそうでした。星稜は、この試合先発を読み違えたのではないのかなあと思います。途中からエースが登場してきますが、星稜の監督がチームとしてのチームバッティングより、個に任せている感じで、各打者対応バラバラだったのが気になります。夏は、相当チームが変わらない限り、勝ち上がるのは難しいだろうなとも感じました。サイン盗みは、どうなんでしょうね。やってたとしても、証明するのは難しいでしょう。疑わしきは罰せずという言葉もありますしね。まあ、個人的には、爆音の方が問題なのではと思いますね。

 その他の試合としては、札幌大谷は、明豊戦阿部をもう少し引っ張った方が良かったのではないかなと思いましたね。西原が投げられるようになれば、夏も帰ってこれるでしょう。

 今大会のベストゲームは、智弁和歌山ー明石商ですかね。智弁和歌山は、池田泰が先発でした。1-3の3回智弁和歌山は、これまで先発させていない2年生の小林を先発させます。小林は、速球と鋭い変化球で、明石商の打者の打球が前に飛びません。その後智弁和歌山は、同点に追いつきます。ただ、9回小林投手の球が甘いコースに入ってしまいます。この球を来田が本塁打にし、サヨナラでした。智弁和歌山としては、どこかの回で代打で勝負してでも、点を取りに行った方が良かったのではと感じました。中谷監督になっても、チームバッティングの徹底、流れを切る投手の投入、名将の教えが引き継がれていますね。

好投手としては、石岡一の投手と津田学園の投手は、良い投手だなと思いましたね。まあこんな感じで、次は、間隔また空きます。次は、聖光の記事かなあ。