聖光の歴史②

間隔空いてしまいましたが、前回の続きです。2008年からです。2008年は、選抜に出場しました。先発は、仲田でした。沖縄尚学を1点に抑える好投でしたが、何といっても、ボークが悔やまれます。沖縄尚学は、この大会を制覇しましたが、聖光学院は、この頃から力がついてきたと思います。2008年夏の予選決勝は、郡山商でした。9回に追いつかれるなど、苦戦しましたが、何とかサヨナラで勝利しました。このときの郡山商は佐藤紀投手でした。ここまで来たのは快進撃だったと思います。また、この大会には、4回戦で、磐城ー只見の14回の死闘がありました。当時の只見は、長谷川投手で、この後数年そこそこ強い時期がありましたが、只見線の不通などによって、今は、部員が少ない状況です。何とか復活して欲しいですが、難しいでしょうね。

 2008年の投手は、前年からの、佐藤竜、仲田に下級生の横山でした。夏の全国大会では、加古川北と市岐阜商を破り、準々決勝横浜戦でした。今まで好投していた佐藤竜ではなく、仲田を先発させましたが、2年の筒香がいた強力打線には通用しなかったですね。中継ぎで出てきた佐藤竜も流れをとめられず、大差がついてしまいました。筒香には、完璧に捉えられた辺りも打たれたので、これが実力の差だと思いましたね。聖光打線は、打てる選手が黒羽しかいなくて、サードの安田は、守備のミスも多かったし、打撃も期待されていたけど、そこまでではなかった感じがします。ここでも、強豪の壁にはねかえされました。

 2009年は、夏の地方大会では、聖光学院は、1回戦双葉翔陽と対戦しますが、大苦戦しました。何とか延長に持ち込み勝利しました。

現在双葉翔陽は、原発事故の影響で、休校中ですので、残念ではあります。何とか決勝まで勝ち進み、東日大昌平と対戦することになります。東日大昌平の好投手久保慧太でした。直接は、見てませんが、横山との投げ合いは素晴らしかったとききます。この大会を制覇し、夏の甲子園大会を決めました。

この大会で、日大東北は、準決勝で、東日大昌平と対戦するのですが、日大東北には、好投手久保田投手がいました。たらればになりますが、最初から久保田投手でいってればと悔やまれる試合でした。この大会には、好投手が多かった印象ですね。

 夏の甲子園大会では、PL学園と対戦します。この年のPLは、エースの中野が怪我、主力が故障するなど、飛車・角落ちのチームだったと思いました。聖光は、善戦するのですが、7番受川選手のスリーベースで決まってしまいました。聖光は、PLの高めを徹底的に攻めていたのですが、何らかのデータがあったと思われます。悔しい試合でしたね。長くなってしまいましたので、2010年からは③の記事で書きたいと思います。③の記事もしばらく間隔あきます。