ふくしま駅伝について

ふくしま駅伝について書いていきます。

 

 

ふくしま駅伝は、福島県の市町村対抗の駅伝であり、国体開催の為、福島県の中長距離強化の為、始められた大会として知られています。この大会から生まれた陸上選手は、佐藤敦史、今井正人、藤田など数多くいます。

 

 

その成果もあり、田村などは、男子女子とも、高校駅伝では、常連で、男子は、ベスト8に何度も入り、女子は、準優勝経験があります。

その後、田村は、衰退し、いわき総合が出てきて、学石に移りかわりました。

 

学駅伝にも、早大相楽(安積卒)、東洋大酒井(学石卒)、駒大大八木(会津工卒)国士舘大下重(田村卒)という4名の指導者がいらっしゃいます。

 

 

過去10年の優勝校は、2004年郡山市、2005年福島市、2006年須賀川市、2007年郡山市、2008年郡山市、2009年いわき市、2010年郡山市、2011年いわき市、2012年郡山市2013年会津若松市2014年いわき市

 

 

 

かつては、福島市も強かったのですが、最近は、いわき市郡山市の割合が多いです。 いわき市郡山市とも、中高生ランナー(いわき市は、かつてのいわき総合、現秀英等。郡山市は、学法石川在籍者)が強い点があると思います。

 

 

2011年いわき市は、柏原、村上、小川と実力ランナーが3枚揃い、圧勝しました。

 

今年は、会津若松の圧勝で終わりました。

今年は、序盤は、郡山が、2区の遠藤日向4区 遠藤清也の活躍もあり、後続との差を引き離します。 中盤は、8区、9区で、若松が、40秒ずつ詰め、トップに立ちます。

 

 

11区でも、郡山相手に、1分21秒引き離し勝負を決定づけました。 後半区間順位では、13区、14区でしか郡山に区間順位上位を与えず、後半は、さらに引き離す展開で、エース安西に、渡しました。

 

 

会津若松市は、2年ぶり2勝目。良い指導者と区間配置の良さで、栄冠をつかみました。 

会津若松市のある中学は、県制覇するレベルですから、中高生は、育っているのだと思います。9区で、走った新後優希さんは、今後期待ですね。

 

 

郡山市は、2区の遠藤日向で、3位以降の差は、広げましたが、走りとしては、いまいちと感じましたね。

 

区間エントリーの時点で、感じていましたが、遠藤日向を後半区間に配置しても、面白かったと思います。

 

なんといっても、短い区間の8区、9区のミス。11区の会津若松大学生に、高校生を当てる起用がまずかったですね。

 

郡山市中盤の中高生の区間での、つまづきが、敗因でしたね。中学生、女子一般を強化し、来年以降リベンジですね。

 

会津若松市は、新後さんも含め、中高生がある程度残るようですから、レベルアップを目指してほしいですね。

 

今回の順位は、1位会津若松市、2位郡山市、3位いわき市、4位須賀川市、5位福島市、6位田村市、7位三春町、8位会津美里町、9位喜多方市、10位二本松市になりました。